モッツアレラチーズ2 佰参

栗の木にはるりかけす。春になってまた転職することになった。春野のレストラン「現代」は半年ほど勤めて辞めた。辞める理由は足がママチャリなので通勤に時間がかかりすぎるとか、アルバイトでなく正規雇用してもらえる仕事に就きたいなどとした。実際職場は僕が浮いていることは別として家族的で比較的人間味のあるところであった。やはり体調不良の元が原因としか言いようがない。退職前に店長らと「三匹の子豚」という喫茶店で少し話をしたが結局辞めることになった。勤めを辞めてから朝食を取ることにしているが、今日はお勤めの後、1階で母の作っておいてくれたレタス中心の野菜サラダを食べてからに3階に上がった。今日から新しい職場で勤め始めることになっている。高知新聞の求人欄で見つけた仕事である。今度の仕事は前と同じレストランのウエイターと塾の講師の掛け持ちである。もちろん両方ともアルバイトとして勤める。レストランは追手筋沿いの大通りに面したところにあるワシントンホテル1階にある「ガスライト」というレストランである。ホテルに付属したレストランなので僕が主に勤める午前中は洋朝食と和朝食がメインメニューである。塾の講師は小学生と中学生に教えるので学校が引けてから午後6時ぐらいからの授業を受け持つ。塾は「文殊塾」という塾で市内に何か所か教室を開いているが、僕は主に瀬戸教室と桝形教室を受け持つことになっている。塾長は田坂さんという人でこの人も奇遇なことに昇華学会員であった。午前8時前に母の作ってくれたドカベンを持って「ガスライト」へとママチャリを走らせた。「ガスライト」に着き、レストランの奥で店長の話を聞いた。終業時間や勤務条件などを1通り言われた。僕はウエイター経験者なので仕事の要領を聞いて、今日から即戦力として働いてほしいと言うことである。ウェイターの責任者である有澤さんを紹介され話を聞いた。有澤さんは僕より若く顔立ちは裁判所の日野さんに少し似た二枚目だった。有澤さんはウェイターの仕事について多くは語らず「かくかくしかじか。できるね!」という感じでボールペンを渡してくれて胸のポケットに収める仕草をした。店を開ける前にウェイター、ウェイトレス、コックさん、洗い場の人などに挨拶をした。コックはコック長と春彦君、ウェイターは店長と有澤さん、古谷さんと僕、ウェイトレスは刈谷姉妹と森岡さん、大倉さん、洗い場、下準備は女性の所谷さん、津野さん、山岡さんと男の人2人であった。店内はそう広くないがレストラン「現代」と比べるとお客さん当たりの従業員の数が多いと思った。ウェイターの仕事の仕方はここでも前の所とあまり変わりはないようであった。お客さんが入ってきたら水を出して、注文を聞き、注文を厨房に伝えて、あるいは単にサイフォンからコーヒーを入れて出す。注文を聞いてから料理ができて取りに行くタイミングが難しいが朝は洋朝食、和朝食の注文が多いので料理が出来上がるタイミングは大体分かる。今日は朝の内古谷さんがいろいろ教えてくれていたが、僕に朝着てサイフォンに残っているコーヒーを飲んでもいいと言っていたら、刈谷妹がそんなことをするのは規定違反だと古谷さんに厳しく迫っていた。古谷さんはたじたじとした様子だったが、その場を逃げるように仕事に動き出した。

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