モッツアレラチーズ2 漆拾玖

暑い京都の夏がやってきた。前期試験も終わり一息ついている。今年は登録科目全て試験が受けられた。授業もほとんど欠席していないので今のところ順調と言える。学翠荘へ引っ越してきてからすぐ昇華学会へ入会し、ご本尊様を下付していただいたので朝夕のお勤めが生活の基礎になっている。大学生活も「大東洋哲学研究会」との関りができた為人付き合いもできてきた。昇華学会は団体組織が強固でその組織に組み込まれたともいえる。組織に組み込まれていると気ままな暮らしができないので単位を取得するには適しているかもしれなかった。昨日も大ブロックの座談会に誘われて行っていた。昇華学会での日蓮大聖人の仏法の信仰は実家の父が日蓮法華宗の三谷さんと話していたものとは随分違うものである。座談会の内容は京都でも高知のと同じような式次第で行われていた。まず学会歌を歌い気勢を上げてから折伏の体験談や活動報告、大ブロック長の話、最後に会長の武田倍尺の指導となっている。僕の所属する大ブロックの長は松本という40前ぐらいの男性であった。前田君がサンドウィッチとグリコのカフェオレの朝食を買ってきてくれた。前田君とその隣の部屋に住んで居る北河君は2人とも1回生だが僕の勧めで現在は昇華学会に入会している。2人とも僕と話している内に昇華学会に入会する気になったらしく自ら進んで入会した。北河君は立命館大学、前田君は京都府立大学のそれぞれ昇華学会学生部の学内組織で活動をし始めている。今日は日曜日で大学の講義がなかったので朝食を済ましてから、前田君のドイツ語を見てあげた。発音を厳しく注意したりすると前田君は少し嫌な顔をしながら聞いていた。前田君は京都府立大の学内組織の活動の話をしてくれた。前田君が一昨日学内組織のメンバーの下宿の人を折伏に行った時のことである。その人はいかつい感じの人で、「俺は極真の2段だ!」とくせー息を吐きかけながらすごんできて、昇華学会員を威嚇していたと言う。昇華学会の折伏は慈悲でするというよりかは戦いだなあと思った。前田君との勉強と話が終わって自室に帰り、大東洋哲学研究会関係の仏法哲理の本を読み始めた。この本は昇華学会本部の教学部長である原島嵩著作の「仏法哲学入門」である。生命の無始無終や倶舎論の中の九識論などのことが書いてある。本を読んでいる内に前田君と北川君が僕の部屋に入ってきて仏法の話をしていたが、2人とも僕ほど理屈好きの人間ではなく、北河君などは「今の昇華学会の話を聞いたり見たりすれば日蓮大聖人は自ら言っていることと全然違うので驚くだろう。」と言っていた。北河君は工学部の学生で科学的なものの考え方をしているので日蓮大聖人の説く教えにはまだ馴染めないのだろうと思った。3人で話をしていると京都産業大の学生で学生部の幹部の有田さんという人が部屋に入ってきた。原島嵩の本に書いてあることを2、3質問したが、頭をひねった挙句、「わからん!」と言って帰って行った。最近の生活は昇華学会に取り囲まれて生活しているような風情を呈している。単位を取るには適した生活だが・・・・

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