モッツアレラチーズ2 参拾玖

桜の花も散りました。栗の木には「こにゃにゃちわ!」るりかけす。2年生の新学期が始まってもう1ヶ月近く経つ。2年5ホーム、これが今度の僕のクラス名です。担任の先生は数学ⅡB担当の岡林先生。岡林先生は中年で小太りの、例えて言えば漫画「おそ松くん」に出てくる6つ子のお父さんの松野松造のような容姿の先生である。今数ⅡBの授業では数研出版の教科書の数列のところを勉強している。数列のところは今迄中学や1年生の時勉強したことが左程の影響もなく勉強できている。しかし、これから先、中学はともかく高1の数学の不理解が影響してくることは必至である。数学に関しては高1ですでに躓いている状況なので大学受験に関して理系から文系への転向を余儀なくされるかもしれないということが頭にある。国立理系から国立文系へ更に私立文系へと転がり落ち、結局岡山商科大か!と落ち行く成績を横目で見ながら計画だけはちゃんと立てている。どんどん増えていく本棚の学習参考書、最近は焦りが昂じて難しい通信添削にも手を出している。授業の密度の疑問を感じて授業時間中に内職をしようかと思う時もある。こうしてだんだん頭はノーテンホワイラーに。賢者は気付くこの愚かしさに!2時限目は富田先生の世界史の授業であった。この先生は面長、痩せ型、長身の漫才師風の風貌の先生である。先生は風変わりな授業を行った。なんと!授業の内容をカセットテープに録音し、カセットレコーダーを回しながら、カツカツと黒板に板書をし、最後にパピルスの形を体で表現して授業を終わったのであった。生徒は呆然としながら3時限目に備えた。授業が終わって、今日も部活である。部室に入ると幾人かの新入部員がいた。高校から剣道をし始めたものは青色の追手前のジャージーを着ている。ぽちゃぽちゃっとした肉付きの良い体の新入部員。本来こういう体つきは剣道向きかもしれない。「稽古せーよ!」という気持ちを抑えながら、励ましの言葉を口にした。剣道部は5月末の県体を目標にして稽古に励んでいるが、新入部員で起用枠の8人に入るものもいる。城東中学出身の春市がそれである。春市は県中学体育大会の個人戦の優勝経験がある剣士だからである。2年生の僕もうかうかしていると補欠の身になってしまうだろう。3年の前半までには昇段試験を受けて2段を取りたいと思っている。最近立ち合いの稽古の時、抜き技を試している。わざと隙を作って相手が打ってきたところを抜いて打つ技である、面抜き小手は、隙あり!と面を打って来たところを抜いて打ち損じると竹刀が下がり、小手が空くところを打つ。アイデアがヒットするとしばらくその技を磨けば試合でも通用するようになるのである。苦手な相手と稽古をすると気持ちは悪いがいろいろ考えるところは多い。ありがとう!ぶよぶよの体の豚児と思いながらこの日稽古を締めくくった。学校の駐輪場から自転車を飛ばして家に帰ると日蓮法華宗の道友の三谷さんのセドリックが駐車場に止まっていた。この車はテレビでロイ・ジェームスが宣伝していた車種である。3階に上がって、父の部屋に入り三谷さんに挨拶をした。三谷さんは中水道のお寺での話をしていた。お寺に来てマスクをかけてお題目を上げている信徒がいると知って、住職が奥から出てきて「お題目を上げるときはマスクを外さんかね!お題目は遠くまで聞こえるのがお題目。お題目を塞いだらいかん!」と言って奥へ帰って行ったという話を聞いた。「風邪をひいていたということでしょう!」と父が言った。三谷さんは「どんな理由があろうとマスクをかけてお題目を唱えてはいけないと住職は考えているのだと思います。」と言った。「ご本尊様を信じてお題目を唱えることですね!」と付け加えた。時々父や三谷さんから日蓮法華宗の信心の話を聞かされて、僕は影響を受けている。

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