モッツアレラチーズ2 拾捌

3月に入り,桜の季節がやってきた。もうすぐ中3の新学期が始まるが、僕は3月末にある高校受験相談で一応入学したい高校を決めて受験準備をしなければならない。学力や就職などに応じて高校に進学する生徒には受験準備は必要ないが私立・国立・公立進学校などの成績が良くないと入学できない高校を受験するものは4月からは受験準備をしていかなければならない。試験問題の出題が授業の範囲を超えることがあるからである。明日志望校を書いたカードを学校に提出することになっている。僕は第1志望として国立の高知高専・第2志望として県立の追手前高校をカードに記入した。今、同じ部屋で弟は新しく入学する中学の入学心得を読んでいる。弟はこの春から梅ケ辻にある私立の土佐中学に入学が決まっている。土佐中学は中学・高校と1貫教育なので、高校を受験する必要はないところが気に入ったらしい。学費がかなりかかるらしいが、まあもともと金のかかることをする質で親の懐を気にするようなところはないのである。弟は塾にも通わず比較的勝手気ままに趣味的なことをしている小学生であったが、去年1年ぐらいは灘中・麻布開成中などの六ケ敷問題を毎日時間を決めて解答していた。大して受験準備もせず、首尾よく合格できたのは僥倖だったかもしれない。しかし、弟は頭の回転が速く、理解力もあるので授業にはついていけるだろう。僕は新学期から3年生で最上級生として部活でも剣道部を牽引していかなければならない。今年の部の主将はもうすぐ米津先生から話があると思うが3年の春日になるだろう。有望視されているOBの古賀さんの弟が2年にいるがまだ部をリードするほどの指導力もないからである。青少年のスポーツとしての剣道に関して昔の武士の剣術の武者修行の本を読んでいるのでいろいろ考えさせられるとことがある。佐賀鍋島藩の武士牟田高惇さんの「諸国廻歴日録」を読み進むと、久留米からずっと江戸まで各地方の道場を手合わせをしながら渡り歩き2か月ほどで江戸に辿り着いた。藩の江戸の下屋敷らしい所に逗留して、江戸のいろいろな道場で稽古手合わせをしている。驚くのはその稽古量の多さである。道場に数十人はいる門弟と全て手合わせをする。一人3分程としても一度に1時間半から2時間ぐらいは稽古をするのである。武者修行の旅に見える1日に40~50kmは走破する健脚などを考えると、その体つきは引き締まった筋肉質であっただろう。時代劇のドラマなどで見る上半身裸で木刀の素振りをするあれである。それと日頃の武士内での人付き合いなどを見ても非常に律儀であることがわかる。藩仲間と時に間違いに腹を立てて別れの盃を延期したりもするが、別れの際には遥々見送りに付いて行って名残を惜しみもう一度別れの杯を酌み交わしてお別れなのである。人と会った際にはこの人と会って話すことを非常に喜んでいる人が多いところを見ても人柄の良さや徳性を感じる。剣術を通して鍛えられているなあという感じなのである。今の青少年のスポーツはどうだろう。中学や高校の剣道部員の体について言うと着替えが部室などの薄暗いところが多いものの、よく言って小太り、悪く言えばぶよぶよのものが多くなかろうか。これは稽古不足に違いない。更に精神的な円熟という点でも問題を残してないだろうか。汗をかきスポーツドリンクを飲んで気持ちよくお疲れさんではその精神性は良くて動物、悪くすると気持ちの悪い暴力団のような低い鍛えの結果になりはしないかと思うのである。武道以外のスポーツでは尚更この傾向が強いと思う。武道ではやはり矢野小五郎に学べであろう。

お知らせ

遅いパソコンのスピードアップ!!

性能が低いHDDからSSHDやSSDに

ディスクのクローンで丸ごと引っ越し

OSの起動スピードが速くなる