チョコ48

今年もあと二十日となって、務めている方はさぞ慌しい時を過ごされていることでしょう。自営業でお寺通いを日常としている私はほとんど静止したような時を過ごしているので師走といえども慌しさはそう感じないのです。次の年の令和3年は宗門の大慶事が控えているので仕事があまり来ても困るかもしれないが、師走は仕事で慌しいことを期待している。コロナ騒動の終息は2022年と予想される中、静止している頭を動かすために小学校の算数の問題を考えていると解き終わっていろいろなことが思い浮かぶ。私は学校は大学まで進んだので、中学、高校など幾度か受験を経験している。受験というのはその学校に入学するのがふさわしい人を選抜する為の試験を受けるということである。教科書に載っている事柄を考え、覚えてそれで合格すればよいのだが、そうすると難関といわれる学校では合格者が多くなりすぎるのでふるいにかける為に教科書外の事柄を出題したり、所謂ひねった問題を出題する。このひねった問題を出題する傾向は小学校の算数などでも見受けれれる。旅人算の追いかける時間の問題などである。このひねった問題の解き方にはひねった考え方をする方法と自然に素直に考える方法の2通りがある。当然普通の人の頭では自然に素直に考えるほうがわかり易い。ひねった考え方ができる人は所謂知能指数の高い人である。ひねった問題を自然に素直に考えていると煩雑な式や計算に追い込まれ時間不足でアウトになる。ひねった問題というのは出題者がそのような意図をもって出題されていると思う。こういった次第で教科書に載っている事柄を考え覚えて、素直に自然に考えてやっていても難関校に合格するのは不可能に近いのである。ひねった考え方のできない人が難関校に合格しようとするとひねった考え方で解かれた解法を覚えるということになる。これではいわゆる4当5落の世界にはまり込むのである。要するに難関校に合格する人はひねった考え方のできる知能指数の高い人かやたらと長い時間勉強をする人なのである。御存じの通り大学の医学部はどこもかしこも難関校である。そうすると医学部に合格して医師となる人はひねった考え方をする人かやたらと時間をかけて勉強する人ということになる。最近テレビで日本の医療現場でコロナにかかった患者の病室での様子が映し出されるが全く殺伐とした様である。昨今の病院は高齢者のみならず病気にかかった人が慈悲のある医療従事者の助けを借りながら自然回復を待つ場所ではなくなってきているように思われるが、思い違いであろうか。日本でリーダーシップをとっている人の多くは難関校に合格し、卒業した人達である。その人達のひねった考え方が日本を動かしているのである。ひねった考え方はスピード感があってスマートに問題を解決できる可能性があるかもしれないが、自然な考え方と比べるととんでもなく見当違いの方向にずれていく可能性もはらんでいると思う。自然な考え方は時に大変な努力を強いられるような煩雑さや泥臭さに見舞われることもあろう。しかし自然な考え方はわかり易く安全性が高いのである。学問を積み重ねて、専門知識があっても智慧が無ければ問題を本当に解決することはできない。パスカルやアインシュタインは知識だけでなく智慧のある人であろう。普通の人では到底見通すことできないような事を見通す智慧のある人達であろう。仏法ではこういう人を辟支佛(ひゃくしぶつ)と呼んでいる。辟支佛は普通の人度は到底見通せないような深い真理を悟るが仏様の深い深い智慧を思惟することは遥かにできないのである。今の日本を変えていくには自然で素直な考えと仏の智慧が必要だと思う。自然で素直な考えは誰でもできるし、仏の智慧は正しい本尊を対境(たいきょう)として法華経の題目を唱えれば湧いてくる。対境とは帰命(きみょう)する対象である。コロナ騒動が日本が良く変わるきっかけとなりますように。

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