モッツァレラチーズ7

小学4年生の夏休みに、大原の市営補助グラウンドで少年野球大会が開かれた。当時、小学生の間で野球は盛んだったが、野球大会の参加チームは20チームほどだった。朝、9:00に父に車で送ってもらったが、父は私を送ると午後からの法事のための準備で家に帰った。試合は9:30から始まった。私の所属する追手前選抜は1回戦で潮江小学校の潮江イーグルスと対戦した。6年生は中学進学の受験準備でほとんどいなかったので5年生が主力だった。私はいつもの通り交代要員として、5回から8番ライトで出場した。試合は一方的な展開で4回までに潮江イーグルスが7-0でリードしていた。相手のチームの投手は軟投派だが、コントロールが良く、内角に外角にと球をうまく散らして打者を打ち取っていた。追手前選抜のM投手はスピードはそこそこあったが、球種がストレートだけで、球が真ん中に集まっており、センター方向中心に狙い打たれ失点していた。球が真ん中に集まっていたのはM投手のコントロールが悪いというよりはリードする捕手に野球の思考力があまりなく、真ん中付近にミットを構えていたのが原因であった。私は5回から出場し、1打席だけ回ってきて、潮江の投手の外角低めの緩い球をライト前にポテンヒットを打った。試合は結局、1時間半ほどで終わり、追手前選抜は0-11で7回コールド負けを喫した。お昼前に、父が車で迎えに来てくれて、永国寺の家に帰った。家で昼食を済ませてから、午後2時から春野のH寺で行われる父方の祖父の4回忌の法要に行くための準備をした。母は病院の勤務があって参詣できなかったので、弟を家に残して父の車で私と2人H寺に行った。寺に着くと、親戚の人が数人と一緒に法事を手伝ってくれる寺の関係者の人が数人いた。住職と父は少し話をしていた。住職が仏壇の前に座り、午後2:00から法要が始まった。父は数珠とお経を持って小さい座イスに座った。私は後ろに並べられている椅子に腰かけた。住職と一緒に父と寺の関係者が声を合わせてお経読んだ。読経が終わって、住職は鈴を打ち始めた。父と寺の関係者は鈴が打たれ始めると大きな仏壇に向かってひれ伏した。鈴が続いた。5分、10分、15分経っても鈴が続いた。鈴の間が空くと、父は何度も今度こそもう終わりだろうと頭をあげていた。結局、鈴は30分ほど続いて、法要は終わった。帰り父はぼんやりと寺の玄関に向かった。これは寺の住職のモッツァレラチーズである。住職は日頃のストレスのしわ寄せを父に食わせた。父は供養の金の包みを渡さずに帰った。帰り車で父はシートベルトを着けていなかった。

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